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AGA・薄毛の原因はDHTだった|なぜ遺伝だけのせいにしてはいけないのかを元開発者が解説

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なお、本記事では元AGA治療薬開発者の視点から、できるだけ中立的かつ分かりやすい情報提供を心がけています。


「父親がハゲているから、自分もそうなる。仕方ない。」

そう思って、薄毛のことを考えないようにしていませんか。

AGA(男性型脱毛症)は、たしかに遺伝の影響を受けます。しかし、「遺伝だから何をしても同じ」という理解は、正確ではありません。

私は製薬会社で32年間、研究開発に携わり、AGA治療薬の開発にも関わってきました。開発現場で感じていたのは、「もっと早く知っていれば」と話す方が非常に多かったことです。

AGAは、“なぜ進行するのか”を理解すると、見え方が変わります。

単なる体質の問題ではなく、DHT、5α還元酵素、アンドロゲン受容体、毛周期といった、はっきりしたメカニズムが存在しています。

そして、そのメカニズムが分かると、「なぜ治療薬が存在するのか」も見えてきます。

この記事では、AGAが進行する仕組みを、できるだけ分かりやすく解説します。


AGAは「遺伝だから仕方ない」は本当か|そう思っている人ほど知ってほしいこと

結論から言うと、AGAは「遺伝の影響を受ける」が、「遺伝だけで決まる」わけではありません。

実際、同じ家系でも、

  • 進行が早い人
  • ほとんど進行しない人
  • 40代以降に気になり始める人

など、大きな差があります。

なぜ違いが出るのでしょうか。

そこには、AGA特有の“メカニズム”があります。

AGAに関係する要素には、大きく分けて次のようなものがあります。

  • DHTの作られやすさ
  • アンドロゲン受容体の感受性
  • 進行期間
  • 対処タイミング

5α還元酵素は、後ほど説明するDHTを作る酵素です。活性が高いほど、DHTが作られやすくなります。

一方、アンドロゲン受容体は、DHTの影響を受け取る“スイッチ”のようなものです。感受性が高い人ほど、同じDHT量でも影響を受けやすくなります。

つまりAGAは、

「DHTがどれくらい作られるか」
+
「DHTにどれくらい反応しやすいか」

の組み合わせで進行していきます。

ここを理解すると、「遺伝=完全に決まっている」ではないことが見えてきます。


【図①:AGAは遺伝だけでは決まらない】

AGA進行リスク

=

DHTの作られやすさ
+
受容体感受性
+
進行期間
+
対処タイミング

AGAの本当の原因はDHTだった|男性ホルモンそのものではない

AGAの原因としてよく誤解されているのが、「男性ホルモンが多いとハゲる」という話です。

しかし、実際には少し違います。

AGAで重要なのは、テストステロンそのものではありません。

問題になるのは、テストステロンが変換されてできる「DHT(ジヒドロテストステロン)」という物質です。

テストステロンは、5α還元酵素によってDHTへ変換されます。


【図②:DHTはどのように作られるか】

テストステロン
        ↓
 ┌─────────┐
 │ 5α還元酵素 │
 └─────────┘
        ↓
       DHT
        ↓
アンドロゲン受容体
        ↓
AGA進行

↑
フィナステリド
デュタステリド
が抑制

つまり、同じ男性ホルモン量でも、

  • DHTを作りやすい人
  • DHTを作りにくい人

が存在するということです。

ここで重要なのは、

「AGAは“治療薬が存在する時点”で、単なる宿命ではない」

ということです。

実際、フィナステリドやデュタステリドは、この5α還元酵素へ作用することでDHT生成を抑えています。

つまり、AGAには“介入できるポイント”が存在しています。


AGAは「毛が抜ける病気」ではない|本当に起きているのは毛包のミニチュア化

AGAというと、「髪が抜ける病気」というイメージを持っている方が多いかもしれません。

しかし、実際に起きていることは少し違います。

AGAで本当に起きているのは、“髪が十分に育たなくなる”ことです。

髪には、

  • 成長期
  • 退行期
  • 休止期

というサイクルがあります。

通常、髪は数年かけて太く長く成長します。

しかしAGAでは、この「成長期」が短くなります。

すると、

  • 髪が太くなる前に抜ける
  • 細く短い毛が増える
  • 徐々に密度が下がる

という変化が起きます。

つまりAGAは、

「突然毛がなくなる」

というより、

「髪が十分に育たなくなる病気」

に近いのです。


【図③:正常毛とAGA毛の違い】

正常毛
成長期が長い
↓
太く長い毛になる

━━━━━━━━━━

AGA毛
成長期が短い
↓
細く短いまま抜ける

━━━━

さらにAGAが進行すると、毛包そのものが小さくなっていきます。


【図④:毛包ミニチュア化のイメージ】

正常毛
●━━━━━━

細毛
●━━━━

産毛
●━━

毛包縮小
●━

そして、この変化を引き起こしている中心にDHTがあります。


DHTはどのようにして薄毛を進行させるのか|TGFβと毛周期短縮のメカニズム

では、DHTはどのようにして毛髪へ影響するのでしょうか。

DHTは、毛乳頭細胞に存在するアンドロゲン受容体と結合します。

すると、毛乳頭細胞でTGFβ(トランスフォーミング増殖因子β)という物質が増加します。


【図⑤:DHTから薄毛が進行する流れ】

DHT
 ↓
アンドロゲン受容体
 ↓
TGFβ増加
 ↓
毛母細胞の働き低下
 ↓
成長期短縮
 ↓
毛包ミニチュア化
 ↓
薄毛進行

TGFβは、本来は細胞増殖などを調整する物質です。

しかしAGAでは、このTGFβが過剰に働くことで、毛母細胞の活動が抑えられてしまいます。

結果として、

  • 成長期が短くなる
  • 毛が十分育たない
  • 細い毛が増える

という流れが起きます。

ここまで来ると、AGAは単なる“体質”ではなく、かなり具体的なメカニズムで進行していることが分かると思います。


なぜAGA治療薬が存在するのか|メカニズムが分かると見えてくること

AGAの仕組みを理解すると、「なぜ治療薬が存在するのか」も自然に見えてきます。

例えばフィナステリドやデュタステリドは、5α還元酵素へ作用することでDHT生成を抑えます。

つまり、

「原因物質を減らす」

方向から介入しています。

一方、ミノキシジルは少し違います。

ミノキシジルは、毛乳頭周辺の環境へ働きかけ、毛髪が成長しやすい状態を作る方向で作用します。

つまりAGA治療は、

  • DHT生成
  • 毛周期
  • 毛乳頭環境

など、複数のポイントへ介入しているのです。

ここを理解すると、「遺伝だから何をしても同じ」という考え方が、少し変わって見えてくるかもしれません。


遺伝的素因があっても、早めに知る意味はある

ひとつ、重要なことがあります。

AGAは、“まだ軽い段階”ほど選択肢が多いという点です。

毛包は、長期間ミニチュア化が進むと、回復が難しくなっていきます。

逆に言えば、

  • 抜け毛が少し気になる
  • 生え際が少し後退した気がする
  • 以前より髪が細くなった気がする

という段階は、まだ確認する意味がある時期とも言えます。

開発現場や調査の中で、私は「もっと早く知っていれば」という声を何度も聞いてきました。

だからこそ、今の段階で「自分はどういう状態なのか」を知ることには意味があります。


まとめ|AGAは「メカニズム」を知ると見え方が変わる

AGAは、単なる“年齢”や“遺伝”だけの問題ではありません。

そこには、

  • DHT
  • 5α還元酵素
  • アンドロゲン受容体
  • TGFβ
  • 毛周期

といった、はっきりしたメカニズムがあります。

そして、そのメカニズムが分かると、

  • なぜ治療薬が存在するのか
  • なぜ早めの確認が重要なのか
  • なぜ人によって進行が違うのか

も見えてきます。

治療を始めるかどうかは、説明を聞いてから判断すれば大丈夫です。

ただ、「今どういう状態なのか」を知ることには意味があります。

最近、

  • 抜け毛が増えた
  • 生え際が気になる
  • 髪が細くなった気がする

という変化がある方は、一度無料カウンセリングで現在の状態を確認してみても良いかもしれません。

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※本記事は医療行為を推奨するものではありません。実際の診断・治療については医師へご相談ください。

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