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AGAオンライン診療の予約画面までは進んだ。
でも、日時を選ぶところで少し手が止まる。
初診では何を聞かれるのか。
頭をどんなふうに見せるのか。
うまく説明できなかったらどうしよう。
相談したら、そのまま薬を買う流れになるのだろうか。
初めてなら、このあたりが気になると思います。
ただ、診察を受ける前にAGAのことを詳しく勉強しておく必要はありません。自分で病名を決める必要も、欲しい薬を決める必要もありません。
まず伝えられればよいのは、
- いつ頃から気になっているか
- どのあたりが気になるか
- 今飲んでいる薬や治療中の病気はあるか
- 何が心配なのか
このくらいです。
実際の診察内容は医療機関や本人の状態によって変わりますが、聞かれやすいことにはある程度共通点があります。先に整理しておけば、診察が始まってから頭が真っ白になることは減らせます。
この記事では、AGAオンライン診療の初診で確認されることが多い内容と、予約前に準備しておきたいことを整理します。
きれいに説明しようとしなくて大丈夫です
診察というと、症状を順序立てて説明しなければいけないように感じます。
でも、
「半年くらい前から、生え際が少し変わった気がする」
「本数は数えていないけれど、洗髪のときの抜け毛が気になる」
「正確な時期は覚えていない」
最初はこの程度でも構いません。
そこから医師が必要なことを質問していきます。分からないことを、無理に分かったように答える必要もありません。
むしろ気をつけたいのは、ネットで調べた情報だけで「自分はAGAに違いない」「この薬を飲めばよい」と決めてしまうことです。
薄毛や抜け毛の原因は一つではありません。日本皮膚科学会のガイドラインでも、AGAとは異なる脱毛症や、別の病気に伴う脱毛との見分けが必要になる場合が示されています。
診断するのは医師です。
初診前の準備は、自分で結論を出すためではありません。医師が判断するための材料を、なるべく正確に渡すための準備です。
オンライン診療は「簡単な健康相談」ではありません
オンライン診療は、スマートフォンやパソコンを使って医師の診察を受ける方法です。
自宅から受けられるので、対面診療より気軽に見えるかもしれません。ただし、行われるのはあくまで医師による診療です。
事前の問診に答え、画面越しに状態を確認してもらい、オンラインで診療できるかも含めて医師が判断します。厚生労働省も、既往歴、服薬歴、アレルギー歴などについて、事前問診へ正確に答えることが大切だと案内しています。
一方で、画面だけでは十分に状態を確認できないこともあります。別の病気が疑われる場合や、詳しい検査が必要な場合には、対面診療を勧められることがあります。
ここはオンラインにこだわりすぎない方がよいと思います。
オンラインで済むなら便利です。
対面で確認した方がよいなら、そちらを選ぶ。
その判断も含めて医師に相談する場だと考えると、オンライン診療の位置づけが分かりやすくなります。
AGAの初診で聞かれることが多い7項目
医療機関によって問診票や診察の進め方は違います。それでも、次のようなことは確認される可能性があります。
1.いつ頃から気になっているか
最初に整理しておきたいのは、変化に気づいた時期です。
- 何か月、何年くらい前からか
- 急に変わったのか、少しずつ変わったのか
- 以前と比べて何が違うと感じるのか
正確な日付までは必要ありません。
「昨年の夏頃」
「転職した頃」
「数年前から少しずつ」
このくらいの記憶でも、診察の手がかりになります。
ただし、急にまとまって抜けた、円形に抜けた、頭皮に強い赤みや痛みがあるといった場合は、そのことを最初に伝えた方がよいでしょう。一般にイメージされるAGAとは違う原因も考える必要があるからです。
2.どの場所が、どう変わったか
生え際、前頭部、頭頂部など、どのあたりが気になるかを聞かれることがあります。
オンライン診療では、ビデオ通話で頭部を見せたり、事前に写真を提出したりする場合があります。
頭を画面に映すことに、少し抵抗を感じる人もいると思います。これは珍しいことではありません。気になる場合は、写真が必要なのか、診察中にどのように見せるのかを予約先の案内で確認しておくとよいです。
診察を受ける場所も、なるべく明るい部屋の方がスムーズです。
3.家族に薄毛の人がいるか
AGAには遺伝的な要因が関係するとされています。そのため、父親だけでなく、母方や父方の親族について聞かれる場合があります。
といっても、詳しい家系図を作る必要はありません。分かる範囲で十分です。
家族に薄毛の人がいないからAGAではない。
家族にいるから自分も必ずAGAになる。
どちらも、そこまで単純な話ではありません。これは診断材料の一つとして伝えるものです。
4.現在治療中の病気や過去の病歴
持病や治療歴は、処方を検討するうえで大切な情報です。
現在通院している病気がある。
健康診断で指摘を受けている。
頭皮の病気を治療したことがある。
こうしたことは、AGAと関係がなさそうに見えても、自分の判断で省かない方がよいです。
伝える必要があるかどうかも含めて、医師に判断してもらえばよいと思います。
5.服用中の薬、サプリメント、アレルギー
薬の飲み合わせや処方の可否を判断するため、現在使っているものを確認されることがあります。
処方薬だけでなく、市販薬やサプリメントも、分かる範囲で伝えます。薬の名前を覚えていなければ、お薬手帳や薬のパッケージを手元に置いておくのが一番簡単です。
「血圧の薬です」と口頭で説明するより、現物やお薬手帳を見せた方が間違いがありません。
以前、薬でアレルギーや強い副作用が出たことがある場合も、忘れずに伝えてください。
6.これまでに試した薄毛対策
育毛剤や発毛剤を使ったことがある。
以前、別の医療機関で相談した。
個人輸入した薬を飲んでいる。
こうした経験があれば、何をどのくらい使ったかを伝えます。
効いたか効かなかったかを、きれいに評価する必要はありません。使った期間や、使用中に気になったことを事実として話せば十分です。
特に現在も何かを使用している場合は、隠さず伝えた方がよいです。
7.何を知りたいのか、何が不安なのか
診察は、医師の質問に答えるだけの時間ではありません。
副作用が心配なのか。
費用を知ってから考えたいのか。
今飲んでいる薬と一緒に使えるのか。
まず自分の状態について聞きたいのか。
フィナステリドを検討していて副作用が気になる場合は、起こり得る変化と相談の目安を先に整理できます。
この部分は、遠慮せず伝えてよいと思います。
受診したからといって、その場で治療を決めなければならないわけではありません。説明を聞いて、分からないことを質問し、自分が納得できるか確認する。初診には、その役割もあります。
費用や薬の受け取りまで含めて先に整理したい方は、AGAオンライン診療を予約する前に確認したいことも参考にしてください。
診察当日に用意しておくとよいもの
大がかりな準備はいりません。次のものを手元に置いておけば、だいぶ話しやすくなります。
お薬手帳
現在飲んでいる薬がある人は、お薬手帳か薬のパッケージを準備します。サプリメントを使っている場合も、商品名や成分が分かるようにしておくとよいでしょう。
健康診断や検査の結果
医療機関から提出を求められている場合や、最近の健康診断で指摘があった場合は、確認できるようにしておきます。
何でも提出すればよいという話ではありません。必要か分からなければ、診察時に医師へ聞けば大丈夫です。
本人確認に必要なもの
オンライン診療では本人確認が行われます。必要な書類や方法はサービスによって違うため、予約先から届く案内を先に見ておきます。
明るく、話を聞かれにくい場所
オンライン診療では、頭部を画面越しに確認する場合があります。暗い部屋より、顔や頭部が映りやすい場所の方が進めやすいでしょう。
それ以上に気になるのが、家族や同居人に会話を聞かれることかもしれません。
診察時間は、できれば一人で落ち着いて話せる場所を選ぶ。必要ならイヤホンを使う。こういう準備の方が、実際には大切だと思います。
質問を三つだけ書いたメモ
診察が始まると、聞こうと思っていたことが案外抜けます。
長い質問リストを作る必要はありません。
「副作用」
「毎月の総額」
「やめるときの手続き」
このように、気になる言葉を三つほど画面の横に置いておくだけでも違います。
医師には何を聞けばよいのか
何を質問すればよいか分からない人は、次の三つに分けて考えると整理しやすくなります。
自分の状態について
- 現時点ではどのように考えられるか
- オンラインだけで判断できる状態か
- 別の脱毛症や病気を確認する必要はないか
- 対面診療や検査が必要になる可能性はあるか
提案された治療について
- なぜその選択肢が提案されるのか
- どのような副作用や注意点があるか
- 持病や服用中の薬との関係はどうか
- 体調に変化があった場合はどこへ連絡するか
費用と継続条件について
- 診察料、薬代、送料を含めていくらかかるか
- 定期配送なのか、その都度購入するのか
- 変更、休止、解約はどのように行うか
- 再診が必要になるのはどのような場合か
AGA治療は自由診療です。
料金を見るときは、広告で大きく表示されている金額だけで判断しない方がよいです。自分が提案された内容では毎月いくらになるのか。送料を含むのか。定期配送にはどんな条件があるのか。
ここまで確認して、初めて自分にとって続けられる条件かどうかが見えてきます。
予約から診察までは、だいたいこのように進みます
細かい流れはサービスによって違いますが、大きく分ければ次の通りです。
1.診療日時を予約する
希望する日時を選び、氏名や連絡先などを登録します。診察方法やキャンセル方法も、この段階で確認しておくと安心です。
2.問診票に答える
症状、病歴、服用中の薬、アレルギーなどを入力します。
分からない項目があれば、適当に埋めない方がよいです。「分からない」と回答するか、診察時に確認してください。
3.本人確認をして診察を受ける
指定された方法で本人確認を行い、ビデオ通話などで医師の診察を受けます。問診票の内容をもとに追加の質問を受けたり、頭部の状態を確認したりします。
4.説明を聞く
医師から状態についての見立てや、考えられる治療の選択肢について説明を受けます。
オンラインだけでは判断しにくければ、対面診療や追加の確認を案内されることもあります。
5.処方の可否が判断される
薬を処方するか、どのような内容が適切かは医師が判断します。診察を受けても、健康状態などによって薬が処方されない場合があります。
6.納得できたら支払いと受け取りへ進む
薬が処方され、治療内容や費用を確認したうえで希望する場合は、支払いと配送の手続きに進みます。
送料、発送時期、受取場所、梱包方法なども、この段階で確認しておきたいところです。
オンライン診療にこだわらない方がよい場合もあります
オンライン診療は、通院時間を取りにくい人には便利です。待合室で人に会うことへ抵抗がある人にとっても、相談しやすい方法だと思います。
ただし、便利だからすべてオンラインで済ませる、というものでもありません。
- 急に抜け毛が増えた
- 円形やまだら状に抜けている
- 頭皮に強い赤み、痛み、かゆみがある
- 薄毛以外にも体調の変化がある
このような場合は、AGA以外の原因も含めて確認する必要があるかもしれません。
医師から対面診療を勧められたら、オンラインで完結させることにこだわらず、案内に従うのがよいでしょう。
はじめから頭皮を詳しく見てもらいたい人や、検査も含めて相談したい人は、対面診療を選ぶ方法もあります。
初診についてよくある不安
うまく説明できなくても大丈夫ですか?
専門用語は必要ありません。いつ頃から、どこが、どのように気になるかを、分かる範囲で伝えれば大丈夫です。分からないことは、分からないと答えて構いません。
頭部を画面に映すのでしょうか?
診察方法は医療機関によって異なります。ビデオ通話で確認する場合もあれば、事前に写真を提出する場合もあります。予約先の案内を確認してください。
診察を受けたら薬を買わなければいけませんか?
処方するかどうかは医師が判断します。その説明を聞いたうえで、治療内容、費用、配送条件などを確認します。分からないまま手続きを進める必要はありません。
薬の名前を調べておく必要はありますか?
自分で薬を決めておく必要はありません。希望や不安を伝え、病歴や服薬状況なども含めて医師の判断を受けます。
家族に診察内容を聞かれたくありません
一人で話せる場所を選び、必要ならイヤホンを使うとよいでしょう。薬の受取場所や梱包が気になる場合は、支払い前に条件を確認しておく必要があります。
オンラインと対面のどちらを選べばよいですか?
通院の負担を減らしたいなら、オンラインは便利な選択肢です。一方、詳しい視診や検査を希望する場合は、対面診療の方が合うこともあります。オンラインで相談した結果、対面受診を勧められる場合もあります。判断基準は、オンライン診療と対面診療の違いを比較した記事で詳しく整理しています。
初診前は「伝えること」と「聞くこと」だけ整理する
AGAオンライン診療の初診に向けて、あれこれ勉強しすぎなくても大丈夫です。
伝えることは、
- いつ頃から、どこが気になるのか
- 現在治療中の病気はあるか
- 飲んでいる薬やサプリメントはあるか
- これまでに試した対策はあるか
聞くことは、
- 医師から見て、どのような状態なのか
- どんな選択肢があり、注意点は何か
- 費用はいくらかかるのか
- どのような条件で継続、変更、解約できるのか
この二つです。
紙に少し書いて、診察の横に置いておく。まずはそれで十分だと思います。
オンライン診療が自分に合うかどうかも、予約前に決めきる必要はありません。
診療の流れを確認する。
分からないことを医師に聞く。
条件を見てから、自分で判断する。
初診は、治療を急いで決める場というより、そのための情報を集める場と考えた方が、少し気持ちが楽になるのではないでしょうか。
AGAオンライン診療の費用・初診・受け取りをまとめて確認する
この記事の参考資料
- 厚生労働省「オンライン診療について」
- 厚生労働省「オンライン診療の適切な実施に関する指針」
- 厚生労働省「安心・安全にオンライン診療を受けるためのチェックリスト(患者向け)」
- 日本皮膚科学会「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版」
- レバクリ男性AGA公式ページ
※本記事は一般的な情報提供を目的としています。診断や治療内容、処方の可否は医師が個別に判断します。AGA治療は自由診療です。診療方法、料金、配送などの条件は変更される場合があるため、利用する医療機関・サービスの最新情報を確認してください。
初診だけでなく、AGAの初期症状、原因、治療薬、費用も含めて確認したい方は、AGAの疑問を目的別に整理した総合案内から次の記事を選んでください。