Open公開建物

茶室「有時庵」うじあん

  • 所在地東京都品川区北品川4-7-36
  • 構造・規模地上1階
  • 竣工年1992年
  • 設計者磯崎新

概要

世界的建築家の磯崎新による現代茶室。ステンレスで作られたにじり口、チタニウムパネルの壁、円形と方形を組み合わせた外観といった斬新なデザインは現代建築の粋と茶の湯の心の調和を表しています。その一方で、囲い壁に千年屋久杉、床柱に薬師寺の古材の檜など貴重な材料を組み合わせています。伝統と革新の融合によって出来上がった現代茶室は、御殿山庭園の中にひっそりと佇んでいます。

磯崎新=1931年生まれ。2019年、建築界のノーベル賞といわれるプリツカー賞を受賞。「世界のタンゲ」と呼ばれた丹下健三の弟子にして、1970年代にその後継者とみなされるようになりました。代表作に《つくばセンタービル》(1983年)、《ロサンゼルス現代美術館》(1986年)、《水戸芸術館》(1990年)など国内外に多数。

※内部が狭いため、入場制限を行う場合がございます。

公開時間

10:00-17:00 ※通常非公開

タキゲン製造 本社ビル

  • 所在地東京都品川区西五反田1-33-8
  • 構造・規模鉄骨造・鉄骨鉄筋コンクリート造、地下1階・地上6階
  • 竣工年2014年
  • 設計者高松伸建築設計事務所

概要

産業用金具の総合メーカーである企業の社屋です。設計者の高松伸は、1980年代にポストモダニズムのデザインを牽引した建築家ですが、90年代後半からはガラスと木の建築を追求しました。そのスタイルが、よく現れた作品です。この建物では、ガラスの内側に計748枚の木製回転ルーバーが装着されており、その角度を一枚ずつ、指一本で調節することができます。場所ごとに思い通りの光環境を生み出すことが可能で、それぞれに居心地の良い場所をつくれる工夫です。外から見た時も、単調なガラスの箱ではなく、変化のある印象を生み出すことに成功しています。

高松伸=1948年生まれ。装飾が肥大化してそのまま建築となったような独自の作風で世界的に知られています。代表作に《キリンプラザ大阪》(1987年)、《植田正治写真美術館》(1995年)、《国立劇場おきなわ》(2003年)など。京都大学教授も務めました。

公開時間

13:00-15:00 ※通常非公開

杉野記念館

  • 所在地東京都品川区上大崎4-6-19
  • 構造・規模木造、地上2階
  • 竣工年1938年
  • 設計者杉野繁一

概要

杉野学園の創立者である杉野繁一・芳子夫妻が終生を過ごした旧居。夫妻の没後に学園に遺贈され、現在は杉野記念館として公開されています(事前申込制)。設計はアメリカで建築を学んだ杉野繁一が自ら手がけました。見どころのひとつは応接間、玄関、階段室にあるステンドグラスです。インテリアはアール・デコ調にまとめられています。寄木の床、端正なデザインのラジエターボックス、大理石のマントルピース、幾何学模様の照明器具など、秀逸なデザインに目に奪われることでしょう。隣にある《杉野学園衣裳博物館》も杉野繁一の設計です。

※アール・デコ=1920〜30年代にかけて世界中で流行したデザイン様式。直線的で幾何学的な図像を多用した点が特徴です。

公開時間

10:00-16:00 ※通常非公開

東京デザインセンター

  • 所在地東京都品川区東五反田5-25-19
  • 構造・規模鉄骨鉄筋コンクリート造、地上9階・地下2階
  • 竣工年1992年
  • 設計者マリオ・ベリーニ+大林組

概要

イタリアデザイン界の巨匠マリオ・ベリーニが設計し、1992年に完成した総合インテリア・ショールームビル。大理石による端正な正面デザインは、五反田駅前の風景を一変させました。5層吹き抜けの大階段がダイナミックで、正面にある馬の彫刻もイタリア人芸術家ミンモ・パラディノによるものです。裏の庭園側には柱が並ぶ回廊とテラスが6層重なり、野外劇場装置のような空間を創造しています。

マリオ・ベリーニ=1935年イタリア生まれの建築家・デザイナー。ミラノ工科大学を卒業後、オリベッティのタイプライターなどの工業デザイン、カッシーナ社の家具デザイン、ヤマハの電気製品など多様なデザインを手がけています。建築雑誌「ドムス」の敏腕編集長(1986-1991年)としても知られています。建築作品は、《ヴィラ・エルバ》、《リゾナーレ小淵沢》など、インテリアとエクステリアのつなぎ方が大変巧みです。

公開時間

11:00-17:00

カトリック目黒教会

  • 所在地東京都品川区上大崎4-6-22
  • 構造・規模鉄筋コンクリート造、地上1階
  • 竣工年1955年
  • 設計者アントニン・レーモンド

概要

鉄筋コンクリートの折半構造が大きな特徴です。夕方になると開口部からの光が祭壇に向かって差し込んでくる様子がとても幻想的です。妻のノエミ・レーモンドは壁のレリーフをデザインしました。

アントニン・レーモンド=1888年チェコ生まれ、1976没。フランク・ロイド・ライトのもと、《帝国ホテル》建設のために来日。その後、日本に留まり設計事務所を開設し、日本のモダニズムに大きな影響を与えました。代表作に《東京女子大学礼拝堂》(1938年)、《旧赤星鉄馬邸》(1934)、《軽井沢聖パウロカトリック教会》(1934年)、《群馬音楽センター》(1961年)、《南山大学》(1964年)など。

※神聖な場所ですので、良識のある行動を心がけてください。

公開時間

13:30-16:00

品川バプテスト教会

  • 所在地東京都品川区西品川2-12-18
  • 構造・規模鉄筋コンクリート造、地上2階
  • 竣工年1963年
  • 設計者天野太郎研究室(天野太郎・吉原正)

概要

この教会堂は天野太郎研究室(天野太郎・吉原正)によって設計されました。天野太郎は20世紀を代表するアメリカの建築家フランク・ロイド・ライトのもとで学んでいます。コーナーを丸めた曲面によって柔らかな自然光を取り入れる手法には、北欧の影響も感じられます。竣工時は2階部分の深く奥行きのある庇が特徴でしたが、現在は増築され原形を留めていません。室内に見られる幾何学的なデザインやランダムな長さの格子などは、この2年前に竣工している《嵐山カントリークラブ》に通じるものがあります。

天野太郎=1918年生まれ、1990没。アメリカの建築家フランク・ロイド・ライトに学び、工学院大学と東京藝術大学で教鞭を執りました。代表作に《嵐山カントリークラブ》(1961年)、《東京藝術大学付属図書館・芸術資料館》(1964)、《絵画棟》(1968年)、《彫刻棟》(1971年)など。

吉原正=1922年生まれ、2014年没。建築家の天野太郎のパートナーとして活躍。代表作に《厳正寺》(1962年)、《日本バプテスト連盟天城山荘》(1964年)、《日本バプテスト浦和キリスト教会》(1995年)など。

※神聖な場所ですので、良識のある行動を心がけてください。

公開時間

10:00-12:00

雉子神社(白雉子ビル)

  • 所在地東京都品川区東五反田1-2-33
  • 構造・規模鉄骨鉄筋コンクリート造(※社殿他一部鉄骨造)、地下2階・地上11階
  • 竣工年1995年
  • 設計者村野・森建築事務所

概要

この辺りは徳川家の狩場で、三代将軍家光が鷹狩りの際に一羽の白い雉が羽ばたき出たことで、今後はこの地を聖なる場所として守り、「雉ノ宮」と名付けて社を建てるように命じたことがはじまりと言われています。現在は桜田通りの喧騒から境内を守る形で11階建のオフィスビルが建っています。由緒にちなんで「白雉子ビル」と名付けられました。背後にまわると1階は天井の高いピロティの境内になっており、参道脇には社務所、中心に拝殿、その奥に本殿が祀られています。竣工当時は新しい都市型の神社として注目を集めました。設計は村野藤吾没後の村野・森事務所によるものです。

※内部が狭いため、入場制限を行う場合がございます。

※神聖な場所ですので、良識のある行動を心がけてください。

公開時間

10:00-16:00

寄木神社

  • 所在地東京都品川区東品川1-35-6
  • 構造・規模木造(一部石造)、地上1階
  • 竣工年明治前期
  • 設計者不明

概要

漁師町に鎮守する明治期に再建された神社。頭に皿を乗せたカッパ狛犬の石像、拝殿にある躍動感のある龍や獅子の木製彫刻など見所はたくさんありますが、伊豆長八による鏝絵(漆喰彫刻)のある本殿の扉が一番の見所で、普段は非公開となっています。品川区指定文化財。

※内部が狭いため、入場制限を行う場合がございます。

※神聖な場所ですので、良識のある行動を心がけてください。

公開時間

14:00-16:00

品川区立環境学習交流施設「エコルとごし」

  • 所在地東京都品川区豊町2-1-30
  • 構造・規模鉄骨造地上3階
  • 竣工年2022年
  • 設計者株式会社松田平田設計

概要

品川区立環境学習交流施設《エコルとごし》は、自然豊かな戸越公園内にあり、体感を重視した展示や多彩なイベント・講座で、環境を楽しみながら学べる施設です。また、公園内の一施設として、区民の皆さんや公園を利用される方々の憩いと交流の場として気軽にご利用いただけます。

東京都内の公共建築物として初めて「Nearly ZEB(ニアリーゼブ)」の認証を取得しました。基準となる建築物と比較して、91%のエネルギー量削減が見込まれています。

※ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)とは、快適な室内環境を実現しながら、年間の一次エネルギー消費量を正味ゼロにすることをめざした建築物

公開時間

9:00-18:00 ※施設の利用時間は7:00-21:30です

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